布団の下が湿気でビチャビチャ!そんな時は新聞さえあればなんとかなる

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フローリングに布団を直接引いている方、朝布団をめくると布団の下が濡れていませんか?

湿っているを通り越してびしょ濡れの事もあります。

慌ててネットで原因と対策を調べた人が多いと思います。

私自身濡れて布団に「なんじゃこりゃ」と驚き、ネットに書かれていた事を一通り体験しました。

状況により対策に違いがあると思いますが、新聞さえあればなんとかなります。

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布団の下が湿っている原因をまとめてみました

原因を一言で説明すると結露です。

結露は空気中の水蒸気が水に戻される温度の場所に触れた時に発生します。

身近な物で例えると、コップに冷たい水を注ぐとコップの外側に結露が発生し水滴がつきます。

これと同じ現象が布団でも発生しています。

イメージ的にはコップに注がれた水がコップの外側が布団です。

夜に冷えた状態の床へ体から発生した水蒸気(汗)が布団を通して供給されるので結露が発生します。その結果、床と布団の間が濡れます。

(布団の上が濡れている人は寝汗のかきすぎかもしれません。)

人は体温調節の為に一晩でコップ1杯以上の汗をかくと言われています。このコップ1杯の汗が湿気の主な原因と言われています。

汗をかく量には個人差があり、汗をかきやすい人の布団は湿りやすく、布団がカビやすいです。

汗をかきやすく布団が湿る人の特徴

汗をかきやすい人の布団は本当に湿りやすいです。

同じ部屋の同じ条件で寝ていてるのに汗をかきやすい人の布団の下だけ濡れます。

実体験とネットの情報から布団が湿りやすい人の特徴をまとめてみました。

・普段からよく汗をかく人は汗腺の多い人が多く、布団は湿りやすい。

・10代などの若い人は代謝が多く布団は湿りやすい。

・生理や妊娠、更年期など、女性ホルモンの増減が激しい時、自律神経の働きが乱れ布団は湿りやすい。

・就寝前にアルコールを飲むと布団は湿りやすい。

・ストレスが溜まっていると布団は湿りやすい。

この5つほどが布団の湿りやすい主な原因です。

どれも当てはまらずに布団が湿る場合は甲状腺の病気や自律神経失調症、高血圧や結核などの病気の可能性がありますので病院を受診し、検査をオススメします。

体質を改善し、布団が湿らないようにするのが一番かもしれませんが、すぐに改善は難しいので湿った時にどのように対処するのかを考えた方が良いと思います。

濡れを防ぐために行った対策

ネット上にはいろいろあります。その中で実際に試した事をまとめました。

どれも効果はありましたが一長一短でベストな対策はなかなか見つかりませんでした。

除湿シートを使い湿度対策

まずニトリなどでよく見かける布団の下に引く除湿シートを買いました。

布団はビチャビチャになりませんが、除湿シートが毎朝湿っています。そしてフローリングの床も。シートに付いている「調湿シート」は毎朝ピンクに変わり毎日除湿シートを干す必要がありました。

毎日除湿シートを干せる環境があればオススメです。

すのこを使い湿度対策

次にすのこを買いました。

床と布団が触れなければ結露は起こらないという考え購入しました。

しかし、すのこが低かったのかor小さすぎたのか、すのこで作った空間(通気の為の空気の出入り口)を布団で塞いでしまったようで布団の下の方は湿ったままでした。

毎日布団を畳み、すのこをどかし、寝る時にまたすのこを敷いてふとんを引く作業が地味に大変な事と、すのこを適当に引いた時にすのこで足の指を強打しましたので使うのをやめました。

すのこを使うならパイプベットくらいの高さの物を使わないと布団が床に触れてあまり効果がないと思います。

ふとん快適シートを使い湿度対策

近所のホームセンターで「ふとん快適シート」というものが売っていたので買ってみました。

布団の下に引く事でビチョビチョからしっとりに変わりました。

寝返りの時にカサカサと音がしますが、あまり気になるほどではありません。

しかし中の小さな粒(シリカゲル?)が所々盛り上がり、ゴツゴツして痛いです。敷布団一枚や薄いマットだと寝心地があまりよくありません。

毎日干す必要はないかもしれませんが、念の為「再生サイン」が変わらなくても干していました。

除湿シートより効果を実感できました。

新聞紙を使って湿度対策

結局毎日布団をたたみ、シートを乾かす事は変わらなかったので手元にあった新聞紙を使ってみました。

新聞紙は毎日ヨレヨレになりますが、布団があまり湿らなくなりました。(床と新聞は湿ります。)

シート使っても新聞紙を使っても毎日布団をたたみ、シートを外すところまでは変わらず、シートの場合は必ず干す必要がありますが、新聞紙の場合はゴミとして捨てられるので干す作業と取り込む作業がなくなります。(しかしゴミは増えます。)

湿気対策でたどり着いた所

結局、シートを買っても新聞を使ってもやることは同じです。

効果もものすごい違うということはありませんでした。

おそらくバスタオルやゴザなどを引いても湿気対策はできますが、結局ゴザやバスタオルを干す必要があります。

今、何か良い湿気対策はないかなぁ?

と考えている人がいたら「新聞紙」試してみましょう。

新聞紙を使い思った効果が出なかった人は素直にベットの購入をオススメします。