最近はあおり運転などメディアで取り上げられる事が多くなり、ドライブレコーダー(以下ドラレコ)という言葉をよく耳にしたり、目にします。
実際にドラレコが搭載されたり、トラレコ録画中などのステッカーが貼ってあるある車をよく見かけます。
どのドラレコにしようかなぁ?とお考えの方。
使用頻度にもよりますがスマホがあればなんとかなる場合があります。
スマホをドライブレコーダーとして使う準備
準備に必要なものは「スマホ」と「スマホスタンド」です。
使用中のスマホでもOKですが、機種変更をした古いスマホがあればベストです。
フロントガラスやダッシュボードにスマホを固定するスタンドが取り付けられ、スマホが走行中にズレない状況が作れればドラレコの準備はほぼ完了です。
後は、カメラをフロントガラスの方に向け、走行する前方を録画するだけです。
「スマホカーナビアプリ」と検索してアプリをインストールしても良いですし、標準装備のビデオ機能で録画しても良いです。
微妙な角度調整をしてベストな位置を見つけましょう。
スマホを使用する時に注意するポイントがあります。
スマホをドラレコとして使う場合、結構面倒なことがあります。
まず、1つ目は「スマホは充電する必要があります」
バッテリーが劣化していないスマホでも動画を録画し続けるとバッテリーは半日も持ちません。数分間の録画なら問題ありませんが、数十分録画するようであればスマホの充電は必須です。
走行中にスマホを充電するためにシガーソケットから充電できる充電ケーブルなどが別途必要になります。
(ドラレコも給電は必要です)
2つ目は「スタンドからスマホを都度外すのが面倒」
スマホをドラレコ専用として車の中に常時置けるなら問題ないかもしれませんが、主に使っているスマホをドラレコとして使うと、休憩などで停車する度にスマホをスタンドから外し、再度取り付けるという作業は地味に面倒臭いです。
初めの数回はテンションが上がり毎回セットして録画しますが、数日後には面倒になり数週間後には近所の運転ではほぼ録画しなくなります。
3つ目は「走行中にスマホを触ると警察に捕まります。」
当然ですが移動中の運転者のスマホの操作は「ながら運転」として道路交通法で禁止されています。スマホをドラレコとして使う場合、基本的に録画開始と停止ボタンしか押しませんが、走行中に触れば道路交通法違反で捕まります。(車に備え付けのカーナビを操作する場合。操作自体は違反になりませんが、前方不注意で違反になります。)
正確に録画したい場合はドライブレコーダーを買いましょう
スマホでドラレコの代用はできます。
使い方次第ではドラレコより優れていることもあります。
しかし、ドラレコは録画機能に特化した商品でスマホがなくても便利に、正確に使用できます。
スマホをドラレコとして使い「しっくりこない」時は素直にドラレコを買いましょう。
部品代と作業台はかかりますが、
カー用品店で取り付けを行ってくれますよ。
シガー給電のルームミラータイプなら線は邪魔になるかも知れませんが自分で取り付けが簡単に出来ます。