今まで気にしていなかったけどよく見たらお風呂場の床がなんか黒くない?
と気付いた事がありませんか。
バスマジックリンなどのお風呂用洗剤を使ってもうまく落ちなかった汚れが、あるもので掃除したら簡単に綺麗になりました。
ちょっと代償はありましたが・・・。
使うものは液体とブラシです。
お風呂汚れには様々な種類があるらしい
そもそも汚れには「酸性の汚れ」と「アルカリ性の汚れ」があるそうです。
酸性の汚れは石鹸やシャンプーで体を洗った時に出る皮脂や油脂が主です。アルカリ性の汚れは水道水に含まれているカルシウムやマグネシウムが残ったものが主で水垢とも呼ばれます。
お風呂で使う洗剤にも「酸性の洗剤」と「アルカリ性の洗剤」「中性の洗剤」があり、汚れと反対の性質の洗剤を使うことで汚れが中和されることにより汚れが落ちやすくなります。
一般的なお風呂洗剤は中性の洗剤ですが、頑固な汚れには酸性、アルカリ性の洗剤を使う必要があります。
浴室の床汚れは酸性アルカリ性どっち?
酸性の汚れとアルカリ性の汚れがあることはわかりましたが浴室の床汚れはどちらでしょう?
基本的に頭や体を床で洗っているので床には酸性の汚れもあるが、当然シャワーのあたる場所なのでアルカリ性の水汚れもある。つまり床は酸性の汚れとアルカリ性の汚れが共存している場所なのではないだろうか。
汚れを中和して掃除する方法って無理じゃ・・・。
と思いましたが、ちょっと思考を変えてみた。
汚れを中和する掃除の発想を変える
中和して汚れを落とすのではなくという一般的な掃除方法ではなく、汚れ自体を取り除く方法がないだろうか?
汚れを削り取れば床が傷ついてしまうので、汚れ全体を浮かして剥がし取れば綺麗になるんじゃないのか?と考えてみた。
汚れを浮かして剥がすもの・・・
剥がすといえば
シール剥がし液!!
早速、部屋を探したら以前買ったシール剥がし液があったが、量が少なかったので浴室の床汚れが剥がれなくても本来の用途シール剥がしとして使えるのでセリアさん(100均)で購入した。
浴室の床に使って大丈夫なものなのか
パッケージ裏の用途欄に
●紙製シールなどをはがす●粘着剤の除去
はがせないものX切手・水性のり X固まった粘着剤
使用できる下地
◯金属◯ガラス◯プラスチック◯タイル◯ダンボール◯塗装面など
⚠︎警告
※ご使用前に必ず下地に影響がないか、目立たない部分で試す
など書いてあるが我が家の浴室の床に使って問題ないだろう。
(本来は必ずテストをしてください。)
シール剥がし液の使い方
①付属の綿棒を使い適量をシール上に塗布する。
②1分ほど待ってから、付属のヘラなどでゆっくりとはがす。
と記載されていたが、塗る場所は浴室の床なので
まず換気のため窓を開けて、床の汚れを軽くシャワーで洗い流し、念の為床をタオルで拭いた後に、黒く汚れている床の上に液体を少量垂らして、垂らした液体を薄く広げました。
念の為、2分ほど放置した後にブラシでこすりました。
シール剥がし液だけではブラシでこする時に水分が足りないので、水を少々足しながらこするとスムーズにこする事が出来ます。
シール剥がし液を使う事で得たものと失ったもの
床がものすごい綺麗になりました!!
汚かった部分が綺麗になったので、今まで気にしていない部分が汚く感じるようになりました。
しかし・・・
こすったブラシの毛が皮脂や油脂、その他の汚れとシール剥がし液が混ざりドロドロになりました。軽く洗いましたがブラシの奥の方までドロドロがたっぷりと詰まっていてすべて取り除くのは不可能に近い状態になりました。
結論
「シール剥がし液でお風呂場の床は綺麗になるがブラシを1本失う」
皆さんもシール剥がし液で床を掃除するときは犠牲になってもいいブラシを用意してください。(硬いブラシだと床が傷つく事があります。)
シール剥がし液は1本あれば足りますが、心配な方は2本用意してください。
必ず事前に目立たない場所で変色するかテストを行い、変色した場合はシール剥がし液の使用を中止して別方法を考えましょう。