駐車場になぜかバナナの皮が落ちていた
周辺にバナナを売る店はない。
日常生活であまり体験することのない目の前の光景に、なぜここにバナナの皮があるのだろう?
と、色々考えてみた。
バナナの皮は本当に滑る
このバナナの皮は誰かを滑らせるために置かれたのだろうか?
漫画やアニメ、ドリフや吉本新喜劇などでバナナの皮で滑って転ぶシーンをみた人は多いと思う。
バナナの皮で滑る事の元ネタは喜劇王チャップリンとも言われている。
「バナナの皮はなぜ滑るのか?」
科学的に「なぜバナナの皮が滑るのか?」を研究した日本人がいる。
2014年に北里大学の馬渕教授がただ置かれただけのバナナの皮だけでは滑らずに、踏まれることにより中の液体が飛び出して潤滑剤になり、摩擦係数が上がる事で滑りやすくなる。というバナナの皮が滑る論文を発表して「人を笑わせ、考えさせてくれる研究」に贈られるイグノーベール賞を受賞しました。
ふと思う
何気なく置かれたこのバナナの皮で試されているのだろうか?
あえてバナナの皮を踏み滑って転ぶのも面白いが、恥ずかしいし、コケたら痛い。
滑らせるとは違う可能性があるのではないか?
バナナの皮は肥料になる
ひょっとして肥料を作っていたのだろうか?
バナナの皮にはカリウム、リン、カルシウム、マグネシウム、マンガン、硫黄といった植物にも良い栄養素がいっぱい詰まっていると耳にした事がある。
バナナの皮を細かく切ってそのまま土の中に入れて肥料にしてもOKなのですが、乾燥させることで土の中で腐らずに肥料になるらしい。
バナナの皮だけではなく卵の殻、コーヒーのかすで有機肥料を自作する人が増えてきている。
卵の殻を細かく砕いただけでは肥料として土に吸収されにくいので、乾燥したバナナの皮4本分と卵の殻3個をフードプロセッサーで細かく粉末状に砕き、そこに大さじ1杯の塩と水を900ml程加えて粉末を水に溶かして、出来上がった液体をスプレーボトルの中に入れて植物にかからないように散布する有機液体肥料が海外で流行っている。
肥料作りの為に乾燥させていたバナナが風で駐車場に飛んで来たとは考えにくいし、駐車場でバナナを乾燥させていたとも考えにくい。
肥料ではない別の可能性があるのではないか?
バナナの皮は麻薬になるという都市伝説
都市伝説を信じた人がいたのだろうか?
バナナの皮にはブテフォニンという麻薬に似た成分が含まれており、バナナの皮を乾燥させて合法ドラックとして使用できるという都市伝説がある。
そもそも皮に含まれている成分が微量の為、症状を発生させるには大量に摂取しないといけないらしい。麻薬でなはくただバナナの皮の甘い煙で気分が悪くなったり、一酸化炭素中毒になっているという説もある。
都市伝説を駐車場で実験していたとは考えにくい。
動物の仕業なのかもしれない
野生の動物がバナナを食べて皮を落としていったのかもしれない。
モンキーバナナ(セニョリータバナナ)という言葉があるようにバナナと言って思いつく動物はお猿さんではないだろうか。
最近は動物園から脱走したり、山から降りてきて悪さをするニュースをよく目にする。
しかし私の住んでいる所ではお猿さんのニュースをあまり聞かない。
仮にお猿さんが何処かからバナナを入手して、綺麗に皮をむき、逃走しながらアスリートのようにバナナで栄養補給をして皮を捨てていく事があるのだろうか?
しかも誰にも見られずに・・・。
まずあり得ない。
動物の仕業ということも考えにくい
英語でバナナはBananaになります
英語でバナナはBanana 発音はバァナァ〜ナと発音する。
りんごはApple、ぶどうはGrape、ももはPeachだけどバナナはBanana。
そういえばトマトもTomatoだけどトメィトと発音する。
ちなみに皮はPeel。
2020年から小学校で英語教育が必須となり、昔と比べて早い持期から英語に触れるようになるけれど、やるなら保育園や幼稚園から必須にして始めれば自然に英語が身につくのではないか?
など考えて買い物を終え駐車場に戻るとバナナの皮がなくなっていた。
あれぇ?
誰かが片付けてくれたのだろうか?
人が捨てたとしたら、色々なところに物を捨てるその人の考えが怖い。
バナナは何処から来て
バナナ〜はどぉこへいったかな♪。
バナナの皮についてちょっと興味が出た方
バナナの皮について徹底的に追求したこちらの本が凄いです。
バナナが出てくる映画、漫画など作品の作成当時のバナナの皮の状況を分析。むいたバナナの皮の形も追求した作品です。
作者の着眼点が面白く、それを追求した事が凄いと感じる作品です。