毎年自分の健康状態を確認するイベントがあります。
そう 健康診断です。
会社で定期検診を行う方もいれば
お住いの市区町村で特定健診を行う方もいます。
診断の直前にプチダイエットをしたり軽い運動をしたり、アルコールを控えたりと「ちょっとした抵抗」をした経験がありませんんか?
プチ抵抗が成功する人もいれば
プチ抵抗はしないで「ありのぉ〜ままのぉ〜♫・・・」を見せる方もいます。
私自身今まで健康診断で特に異常はありませんが診断の時に必ず聞かれることがあります。
「高血圧ですか?」
そもそも通常の血圧は正常の範囲内です
近所のドラックストアやスーパー銭湯、温泉などで血圧測定器を見かけた時、周囲の雰囲気を確認して誰も使わないようであれば血圧を測っていました。
(血圧測定器あるある・・・測定結果がプリントアウトされる血圧測定器はほとんどが用紙切れです。別に結果を用紙に出力しなくても普通に使えますので、用紙はあまり必要ありません。そもそも紙を入れないのかもしれません。)
いつからか自宅にある血圧測定器でも不定期的に測定しました。
測定すると決まって 上が120前後 下が70前後です。
特に高くも低くもないと思いますが・・・
それなのに健康診断では上が145前後になり下が90前後になります。測定しているお医者さんは決まっていつもの呪文「高血圧ですか」を唱えます。
そして「いいえ」と答えると2〜3回再測定し、1回目より若干下がります。診断ではいつも下がった数字が記入されます。
いつもこれだよ・・。
毎回、毎回、いやだなぁ・・と思いましたが
今年の測定で初めて言われました。
おそらく「ハクイコウケツアツ」ですね。
自宅に血圧計があれば毎日、朝晩と測ってください。
「なにそれ・・・」と思いましたが
ちょっと調べて納得しました。
お医者の前で血圧が変動する症状もあります
実際に測定してみると血圧は様々なことで変動します。
病気、運動不足、だけではなく姿勢、食生活や気温そして精神的な事でも血圧は変動します。
例えば朝起きた時と夜寝る前、食事前と食事後でも血圧は変動します。
椅子に座った時とあぐらをかいた時の姿勢の違いでも変動します。
あまりにも変動するので何回も測定してしまいました・・・。
測定する機械によっても血圧は違います。
つまり血圧は一回の測定で高い低いと一喜一憂するものではなく
日々血圧を測定すると血圧は一時的に変動するものと考えになり、「高血圧状態が長時間続くかチェックする」というのが自宅で血圧測定をする基本的な考えだと気付きました。
変動しやすい血圧を正しく把握するには測定する時、「同じ条件が重要」というのは確かに納得できます。
高血圧自体が問題ではなく、正常な血圧が何故高くなっているのか?という発生原因が重要だと思います。
ここで注目したいのが精神的な血圧の変動です。
緊張した時、心臓が「ドクドク」となり心拍数が上がったり、体温が上がる経験をしたことがあるかと思いますが、その時に血圧も上昇しています。
診察室で血圧を測定する時にも緊張すると血圧が上がってしまい、一時的に血圧が上昇する事があります。その症状を「白衣高血圧」と呼ばれるそうです。
特に体に異常はないのですが、緊張で血圧が上がってしまう一時的な症状です。
私がお医者さんに言われた「ハクイコウケツアツ」という単語です。
症状は一時的なので特に問題はないそうです。
逆に診察で血圧が下がる場合もあります。「仮面高血圧(逆白衣高血圧)」と呼ばれ診察室では血圧が下がる症状です。血圧が下がるのでお医者さんが病気の前兆などに気付かない事があります。
私の場合は病院のあの独特の雰囲気が苦手で血圧が上がるのだと思います。
幼い頃に具合が悪くなり近くの病院に行きましたが、待合室で症状が悪化し総合病院へ緊急搬送され、気が付いた時には知らない部屋でベットに寝ていてたことがありました。
ちょっとしたトラウマです。
だから診療室で血圧を測定すると緊張してしまうのかもしれません。
しかし、自分の正常な血圧を知らないとそもそも白衣高血圧かわかりません。
自分の正常な血圧を把握する為にも血圧測定は重要だと思います。
若いから、健康だから問題ない。ではなく一度自分の血圧の範囲はどれくらいなのか?と知ることは重要ではないでしょうか。
血圧を測定するのに最適な機械
血圧を測定するのに測定器はいろいろあります。
主に上腕で測定する機械と手首で測る2種類の機械があります。
上腕で測定する機械にも2種類ありスーパー銭湯などでよく見る据え置きタイプと家庭用の持ち運びできるタイプがあります。
お医者さんでは「上腕で測定する方が正確な数値が測定できますよ」と上腕測定タイプでの測定をすすめられました。
複数使用した感想を一言でまとめると
上腕の据え置きタイプは楽です、薄手の服なら着たまま測定が可能でした。ただし置き場所を必要とします。
家庭用の据え置きタイプも測定が楽ですがいちいち箱にしまうのが面倒で出しっぱなしになりました。
手首に巻くタイプは手軽に測定できますが、手首からの微妙な位置で値が結構変動します。正確な測定にはコツを掴む必要があります。
どれがいいかと言われれば
結局は「おっ!!これいいかも」と自分でインスピレーションを感じたものを定期的に使用する事だと思います。
一時的な血圧の変動を気にせず、運動不足で定期的な測定の血圧が高めの方は散歩などから初めて見ると数ヶ月後には血圧が下がるかもしれません。
スロレスで血圧が高い方は自分のやりたい事を思いっきりやるといいかもしれません。
血圧を測定して「LET’S血活」
まずは自分の体の状態を知ることから始めませんか?