孤独のグルメは原作:久住昌之さん、作画:谷口ジローさんによる漫画です。
2012年1月からテレビ東京系にてテレビドラマシリーズ化されました。
このドラマが面白い。
ドラマの孤独のグルメをちょっと説明
輸入雑貨商を営む松島豊さん演じる井之頭五郎が仕事の合間に食事をするという設定の番組です。
松島さんは番組内であまり話をせず、心の声が漏れている番組の作り方です。(声は別で後から吹き込まれています。)
まず、無声映画を見ているような感覚で松島さんの演技を見ているのが楽しいです。
さらに、心の声もその料理を一人で食べた時に感じるようなことを伝えてくれてさらに引き込まれます。
何と言っても一番の魅力は大衆食堂です。
一流の料理店ではなく大衆食堂のような店で食べるのがいい。
どこか懐かしい昭和の雰囲気の店が「美味しいんだろうな〜」という気持ちにさせてくれます。
番組を見るとお腹が空き、「また、大衆食堂に行ってみたいなぁ」という気分になります。
大衆食堂にドキドキはあります
数年前にある大衆食堂に行きました。
適度に色あせた赤いのれんが入り口にある中華料理店です。
メニューは壁に貼ってある張り紙のみでした。
とりあえず目についた五目ラーメンを頼み、しばらくすると野菜炒めが大量にのった五目ラーメンが来ました。
味は濃いコンソメの味のとろみの付いた野菜炒めが乗ったラーメンです。
実家に帰った時に母親が野菜炒めをラーメンの上に乗せた時と同じような懐かしい味がしました。
物凄い美味しいというわけではありませんが、有名なラーメン店では絶対に食べることの出来ない素朴なラーメンが食べられました。
しかし、その店は数年前になくなってしまいました。
大衆食堂には自分の好みに合っていて美味しいお店と、自分の好みの味では無いお店があります。
何軒か自分に合わない店もありました。
美味しいお店を見つけた時はちょっと嬉しくなります。
素朴を思い出させてくれる孤独のグルメ
孤独のグルメを見ると忘れかけていた何かを思い出させてくれて、無性に何か食べたくなります。
求めているのは、カップラーメンやカップ焼きそばではなく、手作りのおふくろの味の料理です。
有名店やチェーン店で味わうことの出来ないその店オリジナルの味。
そんな料理が番組を見る度に食べたくなるのは何故だろう?
大衆食堂行ってみたい・・・。
「うんうん この番組面白いぞ」