歯磨きとオイルうがい できることからインフルエンザ対策

健康・美容
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起きてすぐに歯磨きしてますか?

それともオイルでうがいしてますか?

両方一緒にやっても効果は薄く

バランスが必要です。

最近話題になっているオイルでうがい(オイルプリング)「オイルを口に含み20分ほどうがいをすることにより様々な効果が期待される」というもの。それだけに頼らず歯磨きと合わせることにより効果が最大限に発揮されるのではないでしょうか?

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口の中は雑菌がいっぱいです。

こんな経験している方は少ないと思いますが、夏場など直接ペットボトルに口をつけてお茶を飲み、全て飲み切らずに数日放置したことありますか?数日後にはペットボトルのなかに確実にもふもふしたカビのようなものが浮いています。それ自分の口の中の雑菌が繁殖したものです。

どのくらい口の中に細菌があるのでしょうか?

口の中には500種類以上の細菌が生息し、口の中の栄養分を吸収して半日もたつと歯垢(プラーク)を作ります。作られた歯垢1mg中に細菌が約1000億すみついていると言われております豚や牛の生肉を調理した後にまな板には数万〜数十万の細菌が付着すると言われておりますので、実は口の中はものすごく汚く、口臭があるのも納得されると思います。

また、唾液の分泌が少ない就寝中には口内にもっとも細菌が多くなり、それらが出す毒素も多いのは起床時になります。朝起きたらすぐに歯みがきをして、口の中にたまった細菌を洗い流さないと口臭の原因にもなりますし。朝食後では、口の中で増殖した細菌を全部のみ込んでしまいます。

細菌を取り除くと体に効果があるの?

1000億すみついている細菌を取り除くと、手術患者の入院期間が短くなるという調査・報告をした大学があります。

2009年から千葉大学で入院患者に対し、歯科医らが口内の専門的なチェックや清掃を行いました。2009年~13年に胃がんや食道がんの手術前にこの清掃を受けた患者の平均入院日数は29日となり、2004年~08年の平均日数42日に比べ、大きく減った報告があります。

「口の中の細菌を減らすことで、体の免疫力が温存でき、回復が早まると考えられる。」そうです。

効果的な取り除き方があるとしたら

例えば料理の前や後、まな板をどうしてますか。

まな板の種類によりますが、使う前に水で濡らしたり、生肉や魚を切った後は、他の食品を調理せず、洗ってから使いませんか?洗った後に熱湯をかけたり、また肉用や野菜用など別々のまな板を使い分けしていると思います。

まな板は1日に何度も使うものですから、使用後はスポンジやたわしなどで洗い、この後もう使わない時に除菌などをしていませんか。

口内の細菌も同じように1つの洗い方に頼らず複数の方法が良いのではないでしょうか?

歯磨きとオイルの併用

では歯垢を除去して細菌を無くし細菌が繁殖しないようにバリアをするにはどうすればいいのか?

まず夕食後の歯磨きで1日の歯垢を落とし長期間使わなくなる夜眠る前にオイルでバリアすれば口内が乾燥せずに細菌の繁殖を抑える事ができ、翌朝起きたらすぐに歯磨きをして毒素を排出するのが効果的ではないだろうか。

(朝、歯磨きではなくオイルプリングと思われる方がいると思いますが、オイルでついた歯垢を剥がすより、歯磨きで排出した方が効果的だと思います。)

一つの方法だけではなく二つの方法によりより効果が出ると思います。

最後に

歯磨きにしても、オイルプリングにしても定期的しっかりやることにより細菌が体内に吸収されるのを防ぐ事が出来ます。

ガゼをひきやすかったり、インフルエンザにかかりやすかったりする方。自ら細菌を体内に取り入れていませんか?歯を守るだけではなく細菌から体を守るためにも口腔ケアは大切です。