さっきまで正常に動いていたパソコンが少し席を外している間に突然画面が真っ暗になりパソコンが動かなくなる事があります。
そんな時はこのページの対処方法で改善する事ができます。
順番に記載しますので画面が真っ暗になってしまった場合はスマホなどでこのページを見てパソコンの前に座り、1から順番に行なってください。
「OS NOT FOUND」 「SMAT ERROR」などの文字が表示され起動しない時はHDDにシステム障害か物理的な障害が起きています。エラー文字が表示されている方は内部部品の修理が必要になります。
ただスリープしているだけかもしれません
パソコンには省電力と液晶に負担をかけないために省電力設定があります。
省電力設定とはパソコンを使用してない時間が一定時間経過した場合にパソコンの画面を暗くしてスリープ状態にしたり、パソコンの電源を切ったりする機能です。
スリープ状態の時はパソコンの全面や側面にある電源タンプが点滅or点灯しています。(機種によって違います。)電源ランプが消灯しているときは電源が切れていますので、電源ボタンを押して電源を入れてください。
電源ランプが点滅or点灯していて画面が暗い時はまず、マウスをクリックするか、Enterキーなどの適当なキーボードを押して10秒ほど待ってください。
スリープ状態の時はしばらくして画面が表示されます。
マウスをクリックしたり、キーボードを押しても画面が表示されない時は電源ボタンを1回押してください。電源ボタンを押すことでもスリープが解除される事もあります。
モニターが故障しているかもしれません
バックライト切れなど画面出力が正常に行われていない可能性もあります。モニターやTVに外部出力する事で確認モニターの故障を確認できます。最近のパソコンにはHDMIポートが付いているものが多いのでモニターやTVのHDMIポートとパソコンのHDMIポート接続して外部接続で画面が表示されるか確認しましょう。(パソコンにD-SUBやDVIのポートしかない場合は別途パソコンモニターが必要です。)
電源ボタンを20秒ほど長押ししてみる
スリープを解除する方法を行っても改善されない時は電源ボタンを長押ししてください。その際の注意点は必ず本体前面や側面にあるHDDアクセスランプが点滅しているか確認してください。
HDDアクセスランプが激しく点滅を繰り返しているときはHDDにアクセス中で、Windowsが更新中の可能性もあります。(Windows更新中に電源を起用静的に切ると、システムファイルが故障し起動しなくなる事があります)
その場合、点滅の間隔が一定になるまでしばらく待ってください。1秒に1回ほど定期的に点滅を繰り返しているようであればHDDに上手くアクセスできていませんのでHDDアクセスランプが消えるまで約20秒ほど電源ボタンを長押ししてください。
Windowsの更新が終わらない時も電源ボタン長押し
「Windowsが更新中ですしばらくお待ちください」と表示されて青い画面のままで次へ進まない事がよくあります。
30分ほど様子を見てまだ更新中のようであれば、HDDアクセスランプを確認し、ランプが激しく点滅している時は書き込み中の可能性がありますのでもうしばらく様子を見ましょう。
HDDランプが一定の間隔で点滅している時や点灯していない時は既に更新データの書き込みは終わりましたが、再起動させるプログラムが正常に動いていない可能性があるので一度電源を押しHDDアクセスランプが消えるまで約20秒ほど電源ボタンを押したままにして強制的に切ってください。
パソコンを少し冷やしてみる
画面が映らなくなることがあります。
パソコン内部にホコリがたまったり、パソコンのスペック以上の処理をさせ続けるなど負担をかけた時に内部ファンの吸気、排気が上手くいかずに内部温度が高温になり突然電源が落ちる熱暴走が発生することがあります。
しばらく放置してパソコンの内部温度が下がると電源が入りますが、しばらく使うとまた電源が落ちます。
内部清掃や冷却商品を使うことで改善できる場合があります。
こちらにまとめてあります。
パソコンの周辺機器を外してみる
外付け周辺機器が故障している時も電源が切れなくなったり、パソコンが起動しない事があります。
その場合の多くは外付けハードディスクが故障しています。本体のHDDアクセスだけではなく外付けHDDのアクセスランプを確認して、アクセスがうまくいっていないようならパソコンの電源を長押しして強制的に電源を切り、周辺機器を外してパソコンを起動させると正常に起動する事があります。
パソコン内の電流を一度放電してみる
長押しして改善されない時は一度パソコン内の電流を放電する事で改善する事があります。
ノートパソコンの場合はまずバッテリーを外します。最近のパソコンは背面パネルを外さないとバッテーが外れない機種があります。またバッテリーを外す事が難しい機種の場合は背面にバッテリーリセットスイッチがあるので、バッテリーリセットスイッチを押します。
スイッチを押すとバッテリーを外した時と同じ効果があります。(スイッチは直径1ミリほどのリセットボタンです。クリップを使って押すと便利です。)
バッテリを外した時もリセットスイッチを押した時もそれだけで放電は終わらず。パソコンに電源が供給されていない状態で電源ボタンを数回押すことでパソコン内部に溜まった電気を放電する事ができます。
デスクトップパソコンの場合はコンセントを抜き、電源ボタンを数回押す事で放電する事ができます。(上級者向けになりますが、内蔵ボタン電池が外せるようなら外しても効果があります。)
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ここから少々上級者向けになります。
メモリを挿し直してみる
放電しても改善されない時はメモリの挿し直しで改善される事があります。必ずバッテリーなどを外し本体に電源が給電されていない状態で自分の静電気でパソコンがショートしないように静電気防止手袋を着用するか、どこかの鉄に触り静電気を放電した後にメモリを外し、元に戻します。メモリを戻す際にメモリが基盤に半挿しにならないようにカチッっと奥まで挿し挿し込みます。
HDDを外して電源を入れてみる
メモリを挿し直しても変化のない時はHDDを外してパソコンの電源を入れ画面にBIOS(メーカーロゴなど)が表示されるか確認します。表示された場合は外したHDDを再度取り付けて起動するか確認します。BIOSは表示されたのにHDDを取り付けると何も表示されない場合はHDDが故障している為HDD交換が必要です。HDDを外して電源を入れても画面に何も表示されない場合はメイン基盤が故障している為、メーカーでの修理が必要になります。
あきらめて修理に出す
ここまでやって改善されない場合は修理に出す必要があります。
購入店に持ち込むか、メーカーサポートに連絡する必要があります。
購入店に持ち込む際の注意点は他店で購入した商品を別店舗へ持ち込む場合、持ち込んだ店で扱っていないメーカーは修理に出す事ができない事が多いです。(DELLなど)また法人モデルも専用の窓口があるので販売店から修理に出すのは難しいです。
当然ですが、販売店の延長保証は購入され系列店でしか利用できません。どこで購入したものか?購入した時に延長保証に加入していたか?など確認が必要です。
出張サポート業者に依頼する
近くに販売店がなく、延長保証にも加入していなくて、販売店に持ち込みが面倒な場合はサポートセンターに依頼すると便利です。
メーカー独自のサポートに加入している場合はメーカーサポートセンターへ、メーカーサポートに加入されていない時はGOGに会員登録して修理依頼をお勧めします。
パソコン・スマホ・タブレット設定・修理をまとめてサポート!全国対応 G・O・GG・O・Gの場合販売店やメーカーに修理に出すより修理費の合計金額が半額以下になります。
最後にパソコンの寿命は約5年と言われています。製造後7年を経過すると修理工場で修理する部品が無くなり修理不可能になります。長年使っているパソコンが故障した時は修理ではなく買い替えをオススメします。