人生で初めての入院 恐らく初日はこんなことをします

入院生活
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入院それは突然やってきます。

全く健康だった私が、定期検診をきっかけに入院することになりました。

きっかけは「血尿」でした。

次に突然腰の激痛が起こり尿管結石が起こり、、詳しく調べたら腎臓に石がある事が分かりました。

右の腎臓に2.5cmほどの結石が有り自然排出は不可能で、入院して手術をすることになりました。

入院・・約2週間です。

人生初の体験なので初日に起こったことをまとめてみました。

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朝一に来院して詳しく説明を受けました

これが普通なのでしょうか?

翌日の13時から手術の予定ですが、前日の朝9時に病院に来るように言われました。

何を話すかというと

まず 保険証、診察券の確認。

次に入院申込書と医療費支払保証書、限度額認定証の提出をしました。

そして、今までの入院歴、常備薬の有無、アレルギーの有無を確認しました。

私の場合は全身麻酔をするので麻酔科の先生から全身麻酔をするにあたって、今までの麻酔経験の有無、アレルギーの有無、気管に管を入れるので注意点の説明がありました。

毎回決まって聞かれるのが「何かわからない事や不安な事ありませんか?」ですが

正直入院も手術も麻酔も生まれて初めてなので全てがわからず、全てが不安ですが、「まっ何とかなるでしょう」と思ってしまいます。

説明は1時間ほどで終わり病室に行きました

病室に案内される前に身長・体重を測りました。

そして「病室は個室と大部屋が空いていますがどちらがいいですか?」と驚きの質問がやってきた。

もう入る部屋は決まっていると思ったがまだ決まってないらしい。

個室は大体想像できるので、大部屋をお願いしたら予想以上だった。

基本個室には専用のトイレ、洗面台などがついているが、大部屋は4人で1つのトイレ、1つの洗面台を使う。

ベットはカーテンで仕切られていて隣同士との干渉はあまりなく、基本カーテンを閉められています。

カーテンで仕切っただけの空間だから皆、他の人に気を使って小声で話すかと思ったら結構大声で話をする。

テレビを見るときはイヤホンを使ってくださいと案内されたが、テレビをイヤホンを使わずに見る人もいる。

かなり自由空間です。

他人の行動が気になってうるさい人は個人部屋をオススメしますが、初めての入院の時は大部屋をオススメします。

寮に住んでいる感じになります。

様々な家庭の入院へ至った話が聞けたり、適度な挨拶があったり、何と言っても同室の人間観察ができます。

初日に病室で行った事

賑やかな病室ではまず輸血に必要な血液の型を確認するので採血をしました。

そして昼食。

昼食後に何かするのかと思ったら、定期的な体温確認と血圧確認。

他にすることは・・・と確認したら

「特にありません」

「あっ全身麻酔なので夕食後に下剤を飲んでもらいます」

どうやら1日目はこれで終了らしい。

病院が結構暑いのでデイルームと呼ばれるフリースペースに行ったら結構涼しかったのでしばらくそこにいたら、担当の看護婦がやってきて夜飲む下剤を渡してくれた。

下剤を受け取り涼しいのでぼーっとしていたら、麻酔の先生から話があるから部屋に戻ってくださいと言われました。

「やる事まだあったんじゃん」と病室に戻ったら全身麻酔を地元の救急車に乗る救急医療の人が検修で体験したいらしい。

近くに麻酔科の先生もいるので安心です。

「やらせてもらえますか」と言われましたが、私の経験が誰かを救うことが出来ると思い、同意書にサインをしました。

その最中に主治医が挨拶に来ました。

これで後は夕食を待つだけになりました。

病院は暑くシャワーやお風呂もあります

病院は温度が24度ぐらいに設定されていて、ヒートテックを着て病院内を歩くと汗だくになります。

病院の施設を確認すると入浴施設やコイン洗濯機・乾燥機などを発見しました。

確かに今日入浴OKと言われましたが初めて見る病院の浴室は「これが病院の浴室か」とちょっと感動しました。

そして「ちょっと入ってみよう・・・」と銭湯に行く気分で浴室に行きました。

浴室に入るときは特に看護婦に「使っていいですか?」とか聞かずに、浴室の扉に貼ってある利用予定表に予約がなければ使えるシステムらしい。

私が言った時には予約がなかったので、大きく「利用中」と書かれたマグネットを浴室のドアに貼り付けて浴室に入りました。

湯船はユニットバスタイプでお湯を貯めるのが面倒なのでとりあえずシャワーを浴びました。

病院での初めてのシャワーはとても新鮮で肌がベトベトだったので凄くさっぱりしました。

消灯時間は9時何かあったらナースコール

一般的な病院は9時になると消灯です。

この病院も例外ではなく、9時消灯です。9時になると一気に消灯される訳ではなく、看護婦さんが部屋にやってきて「消灯します」と一声かけてから部屋の電気を手動で消します。

以降明かりが必要なら、ベットにある個人用の蛍光灯をつける必要があります。

いきなり9時に眠れないので、しばらく布団に入ってから夜の病院を徘徊すると、ナースステーションに誰もいない事に気付きました。

基本看護婦さんは色々作業しているので、ナースステーションでボーッとしていることはないそうです。

暑い、寒い、痛いなど何かあったらナースコールを押す必要がある。

同室の人はタオルが欲しく、起き上がるのが面倒でナースコールを押して看護婦にとってもらって喜んでる。

またある人は、看護婦に迷惑かけてはいけないと人がいるナースステーションを探したら別の科のナースステーションで看護婦に質問してしまい、担当医にナースコール押せと怒られている。

郷にいれば郷に従えという言葉があるが、病院もそうだろうと感じました。

こんな体験が出来るのも大部屋だからだと思います。

大部屋は基本入り口のドアが開けっ放しなので、外の情報が色々分かります。(うるさい時もありますが・・・。)

入院の部屋を選ぶ時、「どちらの部屋がゆっくり休めるか」と考えるのは非常に重要ですが、「どちらの部屋が面白いか」考える事も重要だと知りました。